社長コラム

株式会社福崎

企画の視点

大阪・関西万博での新たな挑戦

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大阪・関西万博での協賛記念品と公式ライセンス商品の企画・販売事例(株式会社福﨑)

大阪・関西万博での新たな挑戦

株式会社福崎
代表取締役 福﨑 充

私が2022年10月に代表に就任した当時、2025年開催の大阪・関西万博に、当社として何らかの形で関わりたいという強い想いを持っていました。 地元大阪での開催という背景もありますが、創業55年で培ってきたノベルティの強みを生かし、たとえ小さくとも、目に見える形で万博に貢献できないかと考えておりました。

名入れボールペンで協賛品を提供

そうした折、大阪商工会議所を通じて、2025年日本国際博覧会協会が機運醸成に向けた協賛品を公募していることを知りました。

そこで当社の強みである名入れボールペンを協賛品として提供し、運営参加(記念品)サプライヤーとして認定をいただきました。

当社のような中小企業でも、自社の強みを生かして万博に関わる機会をいただけたことは、大きな喜びでした。

あわせて、大阪商工会議所が主体となり、大阪の中小企業が万博に参画できる道筋をつくっていただいたことに、深く感謝しております。

その際にいただいた記念品が写真1です。

2025年日本国際博覧会協会から贈呈された大阪・関西万博の協賛記念品(株式会社福﨑)

サブライセンシーとして公式ライセンス商品を企画・販売

また、協賛企業としての関わりにとどまらず、大阪・関西万博のサブライセンシーとして、機運醸成および来場者の思い出となる公式ライセンス商品の企画・販売にも取り組みました。

開幕前は、公式キャラクター「ミャクミャク」の人気が思うように広がらず、在庫を前に不安を感じる時期もありました。

しかし、その後の人気の高まりにより、商品はすべて完売し、大変忙しい日々となりました。

当時完売したライセンス商品が写真2です。

大阪・関西万博公式ライセンス商品として企画・販売されたミャクミャクデザイン文具(株式会社福﨑)

BtoBノベルティ事業から広がった新しい販路

当社の既存商品群をベースにデザインを加え、公式ライセンス商品として展開できたことは、従来のBtoBノベルティ事業に加え、新たな販路を獲得する大きな経験となりました。

これは今後に向けた重要な財産になると考えております。

また、商品開発においてご協力いただいた各メーカー様、そして欠品を出すことなく対応し続けてくれた従業員にも、心より感謝しております。

万博閉幕後も続くコラボ商品の展開

大阪・関西万博閉幕後も、ミャクミャクの人気は衰えることなく、現在もコラボ商品の販売を継続しております。

現在販売中のコラボ商品は写真3です。

大阪・関西万博公式ライセンスコラボ商品として販売継続中のミャクミャク文具シリーズ(株式会社福﨑)

2027年国際園芸博覧会への新たな取り組み

さらに、2027年国際園芸博覧会においても、サブライセンシーとして公式ライセンス商品の企画・販売に取り組んでおります。

万博の主役は移り変わりますが、当社の強みを生かした商品デザインと、信頼できる品質で、「わくわくする価値」を多くの方にお届けしてまいります。

福崎らしく、誠実に取り組み、2027年国際園芸博覧会の成功にも貢献していきたいと考えております。

万博で得た経験を、次の価値創造へ

万博で得た経験を、次の機会へと確実につなげていきます。

私たちはこれからも、人と人がつながる場を見極め、自社の強みを生かした企画で、新たな価値創造に挑戦してまいります。

あとがき|1970年大阪万博との記憶

1970年の大阪万博当時、私は6歳で小学1年生でしたが、会場の熱気は今でも記憶に残っています。

当時、当社は「世界人形」と称した世界各国の民族衣装をまとった人形を販売し、好評を得ていたと後に聞きました(現物は残っていません)。

当時は、世界が今よりも広く遠く、民族衣装そのものに新鮮な価値があった時代だったのだと思います。

こうして振り返ると、当社は1970年の万博から続く「万博との接点」とつながっていたのだと、あらためて感じています。