社長コラム

株式会社福崎

現場の視点

ご注文リピート率62%が示す「現場品質」という考え方

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ご注文リピート率62%が示すものとは

株式会社福崎
代表取締役 福﨑 充

ご注文リピート率62%(2025年9月時点・自社調査)。

この数字は、業界や商品、取引条件によって評価が異なるため、単体で優劣を判断できるものではありません。

しかし、一度ご注文いただいたお客様が、再び当社を選んでくださった結果であることは確かです。

私たちはこの数字を、
お客様からの「品質評価の結果」だと捉えています。

1. 品質は商品だけでは決まらない

一般的にノベルティの品質というと、
商品の出来栄えや機能、不良の有無が挙げられます。

もちろん、それは大前提です。

しかし現場では、それだけで品質が評価されることはありません。

  • 名入れが意図通りに仕上がっているか。
  • 納期が確実に守られているか。
  • 届いたときに安心できる状態か。

こうした一つひとつの積み重ねがあって、
はじめて品質として認識されます。

どれか一つでも欠ければ、
全体の評価も大きく変わってしまいます。

2. 品質はプロセス全体で決まる

以前、メーカーと仕様確認を重ねたにもかかわらず、
最終的にお客様のご要望と異なる商品であることが判明、
ご注文をキャンセルせざるを得ない事案がありました。

原因がどこにあったとしても、
お客様にとっては「当社がご要望の商品を用意できなかった」という事実が残ります。

つまり、
仕入れ先も含めたすべての工程が、自社の品質として評価されるということです。

この経験は、品質を部分ではなく
「全体で管理すべきもの」として捉える重要性を改めて認識する機会となりました。

3. 見えない品質が結果を左右する

当社は反響営業が主力です。
仕事は、お客様からのお問い合わせから始まります。

その中で重要になるのが、
数字には表れにくい品質です。

  • 問い合わせへの初動の速さ
  • 不明点を曖昧にしない確認の丁寧さ
  • お客様の想いを汲み取るヒアリング

これらは一見すると業務の一部ですが、
最終的な成果に大きく影響します。

小さな行き違いが、
仕上がりやお客様の印象を左右することも少なくありません。

見えない部分こそが、品質を支えていると感じています。

4. 顧客対応は品質そのものである

ノベルティは、完成品を販売する仕事ではありません。

誰に
どのような場面で
どんな意図で使われるのか

これらを整理しながら形にしていく仕事です。

そのため、顧客対応は単なるやり取りではなく、
品質をつくるプロセスそのものになります。

ヒアリングは設計であり、
提案は価値の具体化であり、
レスポンスは安心の提供です。

実際に、他社で名入れ品質に課題があったお客様からご相談をいただいた際には、
ヒアリングを重ね、実現方法とコストのバランスを整理し、
加工業者と連携して最適な形を提示することで、
最終的にご満足いただける品質で納品することができました。

お客様に届くまでのすべてのプロセスがあって、
品質は成立します。

5. 品質とは再現性である

現場でさらに重要なのは、再現性です。

担当者によって品質が変わるのではなく、
誰が対応しても一定水準を維持できること。

お客様のご要望事項も年々高度になります。そのために当社では、
信頼できる名入れ加工業者と長年の関係を築き、
密な連携が取れる体制を整えています。

また、品質に関わる情報共有を徹底し、
小さな改善を積み重ねています。

品質とは、一度の成功ではなく、
同じ水準を継続することだと考えています。

6. 福崎の考える品質

私たち福崎は品質を、

商品に備わる機能」だけではなく、
安心して任せられること

と定義しています。

商品そのものはもちろん、
やり取りから納品に至るまでの体験すべてを含めて、
信頼していただける状態をつくること。

それが、福崎の考える品質です。

おわりに

ご注文リピート率62%という数字は、
こうした取り組みの積み重ねの結果だと考えています。

さらにその先には、
まだお会いできていないお客様がいらっしゃいます。

これからも現場の工夫を積み重ねながら、
品質を磨き続け、

ノベルティを通じた価値ある体験を
一人でも多くのお客様にお届けしてまいります。