株式会社福崎
代表取締役 福﨑 充
先日、創立10周年を迎えられたホテルのスタッフ向け記念品について、お客様からお話を伺う機会がありました。
記念品をつくる予定はなかった
創立10周年記念イベントの計画はあったものの、記念品まで作る予定はありませんでした。ところが、会社のトップから10周年記念イベント時に「イベントで配る記念品を用意してほしい」とご担当者に指示が入り、急遽、10周年記念品をつくることになりました。
なぜ「印鑑付きボールペン」だったのか
ご担当者は記念品を何にするのか迷ったそうです。ホテルスタッフの40%が外国人スタッフという職場で、日本人スタッフは仕事で印鑑を使っている。しかし、40%を占める外国人スタッフの中には、印鑑を持っていない人もいる。そこで、外国人スタッフにも日本人スタッフと同じものを持ってもらいたい。
自分で印鑑をつくりに行くのは、外国人スタッフにとってハードルが高い。ならば会社でつくって渡せばいい。そこで「印鑑付きボールペン」を記念品として配布しようとなりました。
「日本人だけにしたくはなかった」。そこには、国籍を超えてすべてのスタッフを大切にする会社の想いがありました。
「記念品」が「文化」に変わった
そこからご担当者は多くのノベルティ会社に電話をして、記念品制作の話を持ち掛けますが納期の問題で断られ続けたそうです。ところが、「福﨑だけがなんとかしますと言ってくれました。」というお話を伺いました。
会社のトップも記念品が10周年イベントに間に合うか、心配して何度もご担当者に確認されていたようです。当社もお客様の大事な10周年イベントになんとか間に合わせたいという想いを受け止め何とか形にすることができました。
10周年イベント当日はスタッフ全員に記念品を配布することができ、大変喜んでいただけたようです。ご担当者も「会社はスタッフを大切にする想いがあることを伝えたかった」とおっしゃっていました。
そして10周年を機に、新しく入社する従業員にも、外国人・日本人を問わず、印鑑付きボールペンをつくって贈ることになりました。
10周年記念品が新入社員を迎える文化に変わりました。
ノベルティは「モノ」ではなく「会社の想い」を残す
10周年のために急遽つくられた一本の印鑑付きボールペン。
最初は、イベント当日に配るための記念品でした。
しかし、その一本に込められた「スタッフを大切にしたい」という想いは、10周年の日だけで終わりませんでした。
新しく入社する人にも贈られるようになり、いつしか会社の文化になった。
これこそ、記念品の持つ力なのではないでしょうか。
私たちがつくっているのは、印鑑付きボールペンそのものではありません。
企業が社員やお客様に伝えたい想いを、手に取れる形にすること。
そして、その想いがその日だけで終わらず、誰かの記憶に残り、次の物語につながっていく。
ノベルティには、そんな力があるのだと思います。
つながるをつなげる。
― 未来にとどけ、ノベルティ ―
